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明日からのおもてなしに取り寄せたお品物が・・・

明日からのおもてなしに取り寄せたお品物が・・・_c0151691_12402177.jpg・・・各地から届いています。

まずは、石川県加賀市「丸八製茶場」の「献上加賀棒茶」。「棒茶」とは、茎のほうじ茶です。昭和58年、石川県で全国植樹祭が開催され、ご宿泊の昭和天皇がほうじ茶を所望されました。ほうじ茶に適した納得のいく茎を探し求め、芳ばしさと力強い味が一番いい状態で出せるように炒る新しい方法や淹れかたの研究など、天皇へのほうじ茶の献上は、創業の出発点に戻る作業だったといいます。天皇もお気に召され残った棒茶をお持ち帰りになられたほど。ここに誕生したのが「献上加賀棒茶」です。


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つづいて富山県高岡市「志乃原」の「珍菓 磯ちどり」。富山といえば蜃気楼。その昔、蜃気楼は大蛤の吐く気によって現れると考えられていました。志乃原の「磯ちどり」は、とろけるような寒天の錦玉を蛤の中に流し込んだ銘菓。蛤の殻が入手できる間だけの季節の味です。富山湾の空を舞う千鳥を思い浮かべながらお召上りください。
明日からのおもてなしに取り寄せたお品物が・・・_c0151691_12411610.jpg最後に岩手県陸前高田市「神田葡萄園」の100%果汁「葡萄畑 キャンベル」。岩手県陸前高田市、海岸から約2kmにある「神田葡萄園」は、海の風をあびるブドウ畑。山手の畑とは違った味わいが評判でした。その神田葡萄園も3月の震災で畑や事務所が津波に襲われました。その後、全国から集まったボランティアの力を借りて奇跡的に復興。7月はじめにようやく工場の製造が再開しました。操業再開に合わせてリニューアルされた製品のラベルには、「縁」の刻印が。さまざまなご縁でこの困難を乗り切り再開できたことを忘れない、そんな思いをを感じます。操業再開の喜びの味を一口ずつお分けいたします。
『加賀百万石の染と織展』

と き/7月15日(金)・16日(土)・17日(日)・18日(月祝)
ところ/武蔵屋 勝田台店 2階
by m_katsutadai | 2011-07-14 12:47 | @店長榎戸 | Comments(0)

和の生活提案型きものshopの日常と非日常!?


by 武蔵屋勝田台店@店長