お得意さまにプレゼントしているカレンダー。来年の・・・
不織布の方は、日本画家・上村松園のものを例年通り採用。来年は、重要文化財にも指定されている傑作「序の舞」がカレンダーに。松園の代表作で、誰もが一度は見たことのある作品だと思います。仕舞「序の舞」を舞う女性の緊張感と凛とした美しさは、多くの人の心をつかんでいます。私自身も小さな頃、父に連れられて東京国立近代美術館で見たときの印象が昨日のことのように残っています。まずその大きさにビックリ、、そしてその静かな画面から幼いながらも何かを感じていたようです。
そして、月めくりの方は、今年の梨園染手拭いカレンダーが来年は制作されないようで、別のものを採用。岡本肇さんという水墨作家の辰の絵の連作12点をカレンダーにした「辰と夢の世界カレンダー」を選びました。ねこの絵で有名な作家さんですが、ねこは好き嫌いがあると思い、干支にちなんだこちらを選びました。柔らかい筆の線と、ポップな色づかい。どことなくユーモアを感じる辰が、毎月登場します。絵に添えられた短い言葉が、生きる勇気を与えてくれそうです。
申し訳ありませんが、まだまだ予告の段階です。正式なお知らせは11月に入ってから。ご予約の受付もそれからになります。どうぞ楽しみにお待ちください。