【催事情報】貝紫―愛のMONO語り展(エムズ通信66号)
貝紫―愛のMONO語り展
ローマ帝国時代、乱獲と帝国の滅亡から幻となっていた「貝紫染」。遠く中米の、かつて「アステカ」と呼ばれた国の少数民族の手で守られていることが、西洋の探検家によって明らかにされ大きな話題となりました。メキシコ・オアハカ州の高地民の男子は、通過儀礼として数百キロも離れた海へと旅します。その命がけの旅で、岸壁に生息するヒメサラレイシ貝を採取し、その分泌液で染めるのが、たぐいまれな美しさと堅牢度をもつ紫色の糸。数ヶ月の旅で染めた糸は、自らの愛の証として求婚する女性に捧げられるのです。
貴重な糸のバトンを受け取った日本各地の染織産地による創作きものと帯を
あなた様の目でどうぞご覧ください!
と き/4月25日(木)・26日(金)・27日(土)・28日(日)・29日(月祝) の5日間
10am~6pm(最終日5pmまで)
ところ/武蔵屋 勝田台店 2階「天空の間」