数年来、回答を出せないでいたお客様からの宿題。お題は、嫁がれるお嬢さまの訪問着。結局、ご結婚前にご納得いただけるお品ものをご紹介することはできず、ついにはご懐妊。。おなかもだいぶ目立つようになった今日、、、ようやくお気に入りの一枚に巡り会うことができました。平安装束の研究家でもある河田満智子先生の一枚。「六条院の四季」と名付けられた作品は、光源氏が大切な女性たちを住まわせた春の町、夏の町、秋の町、そして冬の町にちなむ春夏秋冬の花園が描かれた逸品。お母さまに、「買ってくださるなら、これがいい」とお嬢さま。お母さまも私たちも数年来の肩の荷を下ろした気分でした。
今回の催しは、1階の売り場にご来店の振袖のお客様とダブることが多く、ご自分の担当者が接客を終えるのを根気よく待ってくださるお得意さまの姿も。。そんな我慢強いお客様を、上からパチリ。。お友達同士でおしゃべりに花が咲いています。
こちらは、先輩の接客を監督?中の丁稚くん。ついでに、上からパチリ。。腕組みしながら仁王立ちの図。「よしッ、決まったぜ!」