沖縄スタイルの魅力 その1
沖縄の魅力は、なんといっても南国の風土にあると。地図でその立地をご覧いただければ一目瞭然です。東京から沖縄本島の那覇まで直線距離で1600kmほど。東京よりフィリピンのマニラや香港や台北の方が近いということに。そして、那覇から石垣島など八重山諸島までは、さらに直線距離で500km弱離れているのです。ですから東京から八重山諸島までは、2000kmもあるわけで、これは北海道から九州までの距離と匹敵します。つまり、地理的に見れば、まさにまったく別の国といっても過言ではありません。
かつてこの沖縄は琉球と呼ばれ、独立した国家。尚王朝家による統治がおこなわれていました。島津藩に侵攻され、江戸幕府の幕藩体制に組み入れられるまでは、中国や朝鮮、南方諸島、そして日本との交易を通じて繁栄を謳歌していた王国だったのです。
交易相手の国々から様々な影響を受けながら、琉球には独自の文化が花開きました。伝統芸能や工芸、中でも漆器や陶器、そして染織にその華やか繁栄ぶりを今も見ることができるのです。特に沖縄は、「伝統染織の宝庫」と呼ばれています。
「宝庫」ぶりを、数字でご紹介します。まずは、経済産業大臣指定「伝統的工芸品」。繊維製品は、全国で48種が指定を受けていますが、そのうち11種が沖縄県内の工芸品。。全体の5分の1を上回る数です。次に、国指定の重要無形文化財の場合。工芸技術の染織のジャンルで重要無形文化財に認定されているのは、個人団体を含め、全国で22件。そのうち6件が沖縄県内にあります。こちらは、4分の1を超える数。まさに「伝統染織の宝庫」の面目躍如といったところです。
『沖縄スタイル展』
とき/5月9日(土)・10日(日)・11日(月)の三日間
ところ/武蔵屋勝田台店2階
掲載の地図は、沖縄県サミット推進事務局が運営するサイト「2000年サミット:沖縄の記録」の中の「地図で見る沖縄」より転載させていただきました。


