本場結城紬 袋真綿かけ
国の重要無形文化財に指定されている「本場結城紬」。
その指定要件のひとつが「手てつむぎの糸を使うこと」です。
そしてその手つむぎの糸は、袋真綿から引き出されます。
この袋真綿を作る作業が、「袋真綿かけ」です。
蚕は、サナギになる前に自分を守るためのシェルターとして繭を作ります。
繭には、成虫になったときに抜け出しやすいよう薄くなっているところがあるのです。
重曹を溶かしたお湯で繭を煮て柔らかくし、その薄くなっているところから
指を入れて袋状に。それを6玉から7玉重ねたところで、さらに広げます。
こうして乾かしたものが、「袋真綿」となります。
今月27日からの「結城紬大図鑑展」では、この袋真綿かけを体験していただきます。


