七夕前夜の「沼野一男先生をしのぶ会」、久しぶりの町田へ
新宿駅小田急線ホーム。「快速急行」なるものが登場していて、思わず駅員さんに「町田まで一番早く行く電車はどれですか?」と尋ねてしまう始末でした。
下北沢停車のあと新百合が丘まで停まらないというビックリの電車「快速急行」であっという間に町田駅着。別行動の家内との待ち合わせに少し時間があったので、懐かしい修業先を覗いてきました。町田駅西口(になるのかなぁ?)ロータリーのデッキに面したお店、呉服店チェーン「さが美町田店」。私は、ここで4年間お世話になりました。卒業から既に20年以上が経過していて、さすがに当時を知る人は誰もいないでしょう。なので、外からそっと眺めるだけ。店内には女性スタッフが一人。15、6名の大所帯だった私の修行当時の様子とは様変わりしているようでした。お隣のブティック「Bella」さんや「FUJIYOSHI」さんは当時のままがんばっていらっしゃいました。
バンケットルームの上座にしつらえられた祭壇には、沼野先生のお若いころの遺影。そして、御遺骨が私たちの訪問を待ってくれていました。ひとり残されたおばさまはお力を落としていたそうですが、それでも力を振り絞って今日の日を迎えられたそうです。そのおかげで、友人たちとの久しぶりの再会を果たすことができました。先生とおばさまに、あらためて感謝です。どうぞ、安らかにお眠りください、沼野先生。