国立劇場へ再度の実踏
今月の国立の演目は、「一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)」と人気歌舞伎舞踊「春興鏡獅子(しゅんきょうかがみじし)」。とくに「一谷~」の方は、通常「熊谷陣屋」の一幕ものとして上演されることがほとんど。。今月は、序幕となる「陣門組打」からの上演ということで、ここを見なければ話になりません。にっくし台風、、先週は肝心かなめのここを見ることができませんでした。で、、再挑戦の今日となったわけです。
幸四郎の熊谷次郎は、申し分なしの貫禄の演技。今日は、序幕「組打の場」の花道の出で、幸四郎さんが馬から落ち、客席フロアへ転がるアクシデントがありました。観客一同息をのみましたが、花道に戻るとすでに幸四郎から熊谷になっていて、何事もなかったように進行。。さすが柄の大きな役者ぶりと、いやもう惚れぼれしました。。
小さな小さな旅催行は、25日(金)。またまた台風接近の予報ですが、予定どおり観劇できるよう祈るばかりです。