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【催事情報】下総三山の七年祭り 10/31〜

花流し/八千代市高津「高津比め神社」H27年10月31日 会場:それぞれの町内会
   八千代市大和田・萱田町「時平神社」H27年11月3日 会場:それぞれの町内会
   他の神社はそれぞれお問合せください。
安産御礼大祭/H27年11月1日 会場:神揃場駐車場、三山神揃場児童遊園、二宮神社
磯出式/H27年11月1日深夜〜2日早朝 会場:二宮神社~袖ヶ浦運動場(習志野市)


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千葉県の無形民俗文化財に指定されている「下総三山の七年祭り」。今をさかのぼること570年前、1445年(文安二年)千葉・馬加(まくわり)城主、千葉康胤(やすたね)が始めた祭礼です。康胤(やすたね)は、懐妊した妻が11ヶ月を過ぎても出産の気配がないのを心配して、近隣の神社に安産の加持祈祷をおこなわせました。まもなく無事男の子が産まれ、三山の二宮神社で盛大な安産御礼の祭礼を催したのが「二宮神社式年大祭」のはじまりといわれています。今も続く二宮神社での神揃(かみそろい)と幕張での磯出式は、それぞれ安産御礼と安産祈願の意味を持っているのです。

この式年大祭には、現代の自治体名で、船橋市、習志野市、八千代市、そして千葉市花見川区の3市1区から、合計8つの神社が渡御します。二宮神社を含む9つの神社は、二宮を父とする家族になっていて、6年に一度、家族が集うという意味を持っているのです。享保12年(1727年)に数えで七年毎、丑年と未年に斎行するようになり、「七年祭り」と呼ばれるようになりました。ちなみに丑(ウシ)も未(ヒツジ)もお乳を出す動物。安産と子育てを祈願する祭の由緒に合わせて、このふたつの歳が選ばれたのでしょう。

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祭に参加する神社は以下の9社。
・二宮神社 <父・夫、藤原時平公(祭神)>(船橋市三山)
・子安神社 <母・妻>(千葉市花見川区畑町)
・子守神社 <子守>(千葉市花見川区幕張町)
・三代王神社 <産婆>(千葉市花見川区武石町)
・菊田神社 <伯父>(習志野市津田沼)
・大原大宮神社 <叔母>(習志野市実籾)
・時平神社 <長男>(八千代市大和田と萱田町の二社)
・高津比咩神社 <姫君>(八千代市大和田新田)
・八王子神社 <末息子>(船橋市古和釜町)

藤原時平の子孫が久々田(現習志野市津田沼の菊田神社)に流れつき、三山の神社(二宮神社)の神主として住みついたという伝承があり、渡御する9社はそれぞれ時平の一族として結びつけられています。

このうち私たちが衣装の御用を承っているのが、八千代市高津の高津比咩神社。今年2015年の斎行で、4度目となります。そして、今回新たに萱田町の時平神社も一部をお手伝いすることに。滞りなく勤めを果たせるよう、細心の注意を払って準備を進めております。

船橋 二宮神社hp
下総三山の七年祭り 由来・概要
2015(H27)の七年祭り

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本日、9月21日、手拭いを納品。これから怒涛のように納品作業がやってきます。

「下総三山の七年祭り」続編はこちらのリンクからご覧ください。

by m_katsutadai | 2015-09-21 16:43 | @店長榎戸 | Comments(0)

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