今年は、歌舞伎を四ヶ月休んで、一般演劇の舞台に立ちます。その一作目、三谷幸喜作品のコメディー「酒と涙とジキルとハイド」が無事、千秋楽を迎えました。4月、5月の二ヶ月に及ぶ公演でした。そして今度は、8月9月、高橋克彦原作の「炎立つ」が待っています。共演者に、ベテラン俳優の平幹二朗、益岡徹、そして若手のジャニーズV6の三宅健という、異種格闘技的な配役。ベテランと若手を向こうに回して愛之助さんの熱演が期待できそうですね!
そんな愛之助さんですが、夏に公開される映画にも登場。なんと、仮面ライダーだというのですから、驚きです! 7月19日公開の『劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!』。愛之助さんの役柄は仮面ライダー鎧武と敵対する劇場版のオリジナルキャラクター仮面ライダーマルス/コウガネ。こちらの方も妙に気になります。我が家は女の子ばかりでしたから、自分が成長してからはとんと仮面ライダーとの縁が途切れておりました。それにしても過密スケジュールの中、いつ撮ってるんでしょうねぇ〜。。
そして、秋には今年2本目の映画が公開に。「マザー」というタイトルのこの作品、なんと監督は漫画家の楳図かずお氏。劇中、その楳図かずおに扮するのが愛之助さんです。ですが、自伝映画ではなく、自伝的ホラーなのだそう。相手役の女性に元宝塚雪組娘役トップの女優さんを迎えるなど話題も豊富。ここでも愛之助さんの怪演が買われたのでしょうね。ともかく今年も目の離せない片岡愛之助さんです。